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2020年8月31日月曜日

陰謀論を現段階で総括してみる

陰謀論を追っていると、いくつかのパターンがあることには気づく。どうして陰謀論が生じるのか。

政府や関連機関は本当のことを説明していない、隠蔽している、事件には裏がある。現在の社会には明確な支配層が居て、彼らが世界を操っていると思い始めたから。疑義は状況証拠の積み重ねである。疑義に対して明確な回答が、しかるべきところから得られない。

マスコミは本当のことを書かない。自分で調べるしかない、となっていく。

操っているのは戦争・紛争、国際政治、金融、だけではなく、食料(遺伝子組み換え、モンサント)、医療(ワクチン)、公告、教育、AI、通信(傍受、5G)、パンデミック、気象まで多岐に渡る。そういう支配層は宗教と闇の組織と繋がっている。闇の組織はレプテリアンだ。となる。

陰謀論の手前で留まったとしても、現在の世界が不平等と矛盾に満ちており、とてもではないが未来に向けての希望が乏しい、現在の猛スピードでの科学やITの発展が、人類に幸福を約束していないのではないか、という漠然とした不安が根底にあるのではないか。

人々の生活を置き去りにし、現在の新自由主義資本主義経済は、貧富の差を極限までに拡大化している。

ITやAI、医療の進歩は、人間とは何か、意識や精神とはどこで生じるのか、私とは何なのかを解決できないままに進化を続けている。

そう、誰もがかつての「美しい地球」に地に足を付けていた世界から切り離されてしまったのだ。

さて、誰もがNWOやイルミナティ、あるいはフリーメーソンの存在にまではたどり着く。

コロナ騒ぎで各国にデモが起き始めているが、これは「コロナは嘘」「ワクチンの強制接種反対」「ビルゲイツのワクチンチップ説」「極端な自粛反対」みたいなところが理由だ。

アメリカでは(そして日本の一部でも)QやQAnon関連は、TwitterやFacebookなどのSNSからブロックされ始めた。根拠のない極左勢力、陰謀論をまき散らす危険分子という見方だ。

ここの陰謀論の対象は、アメリカの民主党議員などが中心であり、小児誘拐、人身売買、臓器売買、小児性愛(ペドフィリア)などの闇につながっていく。アドレノクロム、カニバリズム、地下施設まで行くと相当に眉唾的になってくる。

これらは全くの嘘というわけではなく、カソリック教会で長年タブーとされてきた司祭によるセクハラ、小児性愛、子供たちの誘拐と解放などは、時々目にするところとなってきている。

トランプはこれらの勢力をつぶすために働いている救世主という見方をQはしており、プーチンも同じ方向であるらしい。

トランプのディスクローズと大量逮捕は通貨リセット(NESERA、GESERA)と一緒だ。

確かに、トランプは金本位制を主張するシェルトン氏をFRB理事に推薦していたり、選挙対策もあろうが、犯罪を取り締まるための大量逮捕などは実際に行っている。

田中宇史観によると、トランプは隠れ多極主義者であり、米国中心の覇権体制を解体しようとしていると主張する。

ここから先は、イルミナティ、フリーメーソン、バチカン、王室など、これらのいわゆる支配層は、ユダヤが元凶、キリスト教などの一神教がすべてを害していると説くのが、Mr.x~666やパブロフのベルなどだ。色々な方面から調べていくと、最後はユダヤと宗教に行きつくとする。

ユダヤによるキリスト教(ユダヤ教、イスラム教の三大宗教ともみな同じ)が多神教のその他を悪魔=サタンとして排除してきた。宗教によりユダヤ人以外を支配してきたと説明する。

世界の戦争などもすべてユダヤ人の企み、金利をベースとした現在の貨幣資本主義もユダヤの構想、みたいな。

物理現象として現れることに対する陰謀論は、だいたいがNWO系に行きつく。地球温暖化の嘘もしかりだ。人工地震、気象操作(HAAP)、ケムトレイル等々。目的は世界の人口削減、ジョージア・ガイドストーンやらイルミナティカードなどにも辿り着く。

世界の大事件が陰謀だとする輩は、911事件は自作自演、311は人工地震、武漢肺炎(コロナ)も意図的ということになる。日航機墜落にも裏があるとする。

天皇についても見方は様々で、フリーメーソンの最高階級であると主張する一派や、龍族として日本を古来から守っているとする一派まで色々だ。

前者を主張する一派は、原爆さえ天皇が知っていて落とした(あるいは地上起爆)と主張している。

また、明治天皇がすり替わったとされる陰謀説もある一方、それは阻止されただの、天皇も二系統あるだの異論があるがフォローしきってはいない。

日本の祖先の問題となると、日ユ同祖論などというものも存在する。天皇もユダヤ人だとか、六芒星がどうのだとか。検証に値するのかどうか疑問だ。

支配層と宗教のからみでは、日本の場合は、支配層はすべて大本教や創価系に行きつくと主張している。すべての企業が電通や創価の支配下にあると主張している。日本のQAnonでさえ大本教に誘導するものだという者もいた。

一方で、先の多神教の流れで考えると、日本というのは確かに特殊な国である。現在の変質してしまった神道ではなく、古来本来の神道はかなりのパワーを持っていたと考える者は多い。

神道も秦氏によるものとそうでないものがあると言う主張も見たことがある。

さらには、これも学界からは否定されているが、神代文字だとかサムハラ神社のような存在もある。

大本教ももしかすると政治利用され変質しているのかもしれないが、その本質や日月神示なども、もう少し注目しても良いかもしれない。

ここまでは、スピがあまり入らない陰謀論である。

以降は、限りなく眉唾な世界に入り始める。

世界の支配層はそもそも爬虫類系のレプテリアンであり、宇宙人に支配されているなどということを信じる一派も少なくはない。

現段階では、ユダヤ人、一神教悪説までは受け入れたとしても、異星人系の陰謀論となると眉に唾を付けてでないと、とうていに受け入れがたい話が山積みだ。

宇宙人の話となると、陰謀論とは多少違った意味合いでの、ディスククローズがある。すなわち、スティーブン・グレア博士やコーリー・グッドなどによるアメリカ政府の「宇宙秘密プロジェクト(SSP)」や、NASA、米軍が隠しているUFOやフリーエネルギーに関するディスクローズだ。

ここでは、既に複数の宇宙人が地球に来ており、地球性のUFOなども作られているとされている。

人類の文明を作ったのも、宇宙人であり、現在も宇宙人に地球は守られていると主張している。

NWOを支配しているのがレプテリアンという説は、デイビッド・アイクによるところが大きい。

このディスクローズ系の情報は、ニューエイジのスピリッチュアル系との相性が良い。

チャネリング、自分は元は宇宙人、どこどこの星から来たなど、一般の人からすると「嘘」「出まかせ」で人を引き付けている。

検証不能な主張であるため反論することができない。その人格を信じるか信じないかは、信じる本人の直観に委ねられる。

再三主張されている「アセンション」についても、太陽や地球が、いまの三次元から五次元に次元上昇するというものだ。次元という言葉ではなく、密度という言葉を使っている人もいる。

「地球のアセンション」が何かは自分にはいまだ分からないが、少し科学的に説明する人もいて、どうやら太陽系がプラズマの高エネルギーが偏在しているところに突入するらしく、そこで太陽や地球が次元上昇?するらしい。

いまのままでは人類は生き残れず、人間も次元上昇する必要があると説く。

生物学、医学的にも精神や意思、思考が物質や肉体に影響を及ぼすことは認められており、現代の科学では説明しきれない領域があることも確かである。しかし、生物学、医学、生理学などは、意識がどこから生じるのかを未だ突き止められないでいる。脳の中の化学反応だけで意識が生まれるのか。AIが発達すると意識を持つようになるのか。ここの解決ももう少し時間が必要だ。

スピ系は、そういう科学の状況は議論するに値せず、当然に物質、脳至上主義から脱しているため、精神、意識、魂というものが肉体とは別個に存在していると信じている。意識も全宇宙的なもので、スターシードという概念を持ち出してくる。

これらは検証不能であり、ディスクローズでさえなく「誰かが主張したこと」が広まっていると考えてよい。

2020年8月29日土曜日

ギャラリー・スチで気鋭の作家さんの共演を観る

Gallery Suchi 10周年記念展-Rising-に行ってきました。

2010年5月に開廊したGallery Suchiの10周年記念展を開催いたします。オープニング展メンバーの小尾修と石黒賢一郎、細密木彫作品を制作する前原冬樹と須田悦弘、油彩具象表現の新地平を拓く益村千鶴と枝史織らの最新作を展示いたします。Gallery Suchiは作家の皆様と共に更なる上昇(Rising)を希求してゆきます。

錚々たる作家さんらの共演となっています。



作品解説などはこちらに。やはり、丁寧に観たことを書いておかないと、忘れてしまいます。ああ、行ったな程度のものでしか残りません。以下を読むことで記念展の様子がありありと思い出されました。

 

坂口恭平さんのパステル画展を観に行く

坂口恭平さんのパステル画の個展を、神田のTETOKAで見てきました。

喫茶併設のそれ程広くないアートスペースに、多くの人が絵をじっと、長い間見入っていました。

2020年8月27日木曜日

四阿山に登ってきました

 




2020年8月23日日曜日

高輪の提灯殺しのカード

品川、泉岳寺方面行ったついでに、一部マニアの間で有名な「提灯殺しのガード」高輪橋架道橋を見てきました。

車は既に通行止めでしたが、歩行者はまだ通れます。

品川の巨大再開発に伴い、間もなく消える運命です。


品川の開発エリアに入っており、何やら周りは工事中です。ガードの入口にもガードマンが立っています。ガードの低さが分かります。


正式名称が掲示されています。年季が入っていてグッと来ます。


既に車両は通行止め。皆さん使い慣れた道なのか、普通に歩いています。


ガード下は比較的明るいです。しかし低さから来る圧迫感はかなりのもので、軽い閉所恐怖症の感覚を覚えます。


海側の出口です、ここまで来るとホッとします。それにしても皆さん平気です。


こういうものを昭和の遺物と見るか、遺構と見るか。効率的でも安全でも快適でもないことは確かですが、だからといって壊されるのも少しばかり惜しい気がします。

2020年8月21日金曜日

品川・高輪周辺

品川、高輪周辺は、すごい勢いで変わろうとしています。JRのかつての操車場のあったところです。


2020年8月16日日曜日

赤岳登頂!やったー!

2020年8月2日日曜日

平標山はあいにくの天気



山の天気では晴れ予報だったので、平標山 に行ってきました。

しかし、駐車場に着いた頃にはまさかの大雨。雨雲レーダーではピンポイント的に谷川岳周辺に雨雲。登りは降り注ぐ雨と霞の中のトレーニング状態。平標山山頂は雨こそ上がったもの展望ゼロ。花畑のある仙ノ倉山方面に行くことも断念。

山の家方面で、やっと谷川らしい景色が見えました。

もともと谷川は天候が安定しませんから、またのきかあにリベンジしたいと思います。



こういう景色を求めてたのですけれども。

今日という日を忘れずに https://bluesky.rash.jp/blog/hiking/sennokurayama.html