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2020年11月16日月曜日

トランプ逆転ならず?

不正選挙を指摘していたトランプ陣営ですが、決定的な証拠を上げられない中、バイデン側は「不正はなかった」「不正は認められなかった」と発表し次期閣僚候補も固めつつあり、ほぼ決着はついたかのような雰囲気になっています。

ワシントンDCでは、トランプ支持者による大規模なデモがあったと伝えられるも現状を覆すようなことにはつながっていません。

トランプのTwiterの発言、不正選挙を指摘する発言は、のきなみチェックされ削除されています。悪意のある虚偽ツイートに対する適正な処置と考えるか、言論制圧とみるかは難しいです。

不正があったかなかったかを決めるのは、民間企業であるSNSの役割ではありません。SNSの拡散力が圧倒的であるため、虚偽報道に対して敏感になることも分からなくもありませんが、現職大統領や政治家たちが主張することに対して、徹底的な調査もなしで「虚偽」として削除したりTV番組でも一方的に「ここからは放映できません」とするのは、行き過ぎではないかとの声もありますし、実際に自分もそう思います。

トランプを支持するか否かにかかわらず、大規模な不正があったという状況は、民主主義や選挙制度に対する信用問題であり、真相がクリアになることを望む人は多いと思っています。両者の主張はかみ合わず、トランプ陣営は虚偽の主張をしていたということになりそうです。

冬を迎え、コロナの第三波の中で、外出制限やらマスク義務化、ワクチンの努力義務化、ベーシックインカムの導入などの方向に行くのではないかというのが、大方の懸念です。

米民主党と中共はつながっているといいますし、中国の覇権主義はNWOを目指す上での前提であり、本日署名されたRCEPにしても、対中国との貿易という意味からは、大きな意味を持っています。いずれ、さらに大きな枠組みに吸収さていき、確かにNWO的な世界線に移行しつつあるのではないかと感じたとしても、不思議ではありません。

では、トランプ陣営が当確していてたら、逆のタイムラインがあったのか。建前上は、トランプは中国に対して厳しい措置を行っています。バイアメリカン条項など、TPPやら地球温暖化説などにも反対、WTOからも脱退。世界的な融和や統一とは逆の方向の政策でした。いうなれば反グローバリズム主義です。

田中宇氏の考え方のように、結果的にアメリカの一局覇権主義が崩れ、多極化になったとしても中国のみが栄えるという方向を望んでいるとも思えません。

グローバリズムは今まで推奨されてきていますが、行き過ぎに対する反省も必要です。米国の大統領選ということですが、世界の方向や枠組みを決める選挙であるとするのは、少し考えすぎなのでしょうかね。

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