台湾で2020年1月11日に行われた中華民国総統選挙は、現職与党・民主進歩党の蔡英文(ツァイ・インウェン)が圧勝しました。
- 台湾総統選、蔡英文氏が圧勝で再選 中国は見誤った? 2020/1/13 BBC
中国は、台湾を独立国と認めておらず、香港同様に「一国二制度」の下での統治を提案していますが、蔡総統はこれを拒否し対中強硬路線を取っています。
負けた野党・国民党の韓国瑜(ハン・グオユー)は中国共産党寄りであり、中国と台湾の関係強化を主張していました。国民党は台湾独立を掲げる民進党を攻撃し、台湾を中国共産党に併合させる道を目指しています。
中国覇権の拡大や中国共産党の野望を考えると、台湾が反中国政府であることは、日本の防衛、アジアの安定のためにも極めて重要です。
もっとも、民進党が政権を取ったからといって油断もできず、中共が次に何を仕掛けてくるのかはわかりません。台湾情勢をときどきウォッチする必要がありそうです。
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