湯島近くのギャラリーにでかけたついでに、湯島天神にお参りしてきました。
湯島天神は、御祭神を天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公(すがわらみちざねこう)となっており、いわゆる学問の神様ということになっています。
私的なLife Log、ネット上での備忘録、記憶と思考の断片をつなぐ作業として。自分を断捨離したときに最後に残るものは何か。|クラシック音楽|美術・アート|建築|登山|酒| 気になることをランダムに。
湯島近くのギャラリーにでかけたついでに、湯島天神にお参りしてきました。
湯島天神は、御祭神を天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公(すがわらみちざねこう)となっており、いわゆる学問の神様ということになっています。
銀座シックスに行きましたら、中央の巨大な吹き抜け空間に、名和晃平さんのオブジェが展示されていました。「Metamorphosis Garden(変容の庭)」と題された作品だそうです。
実はこの作品には、ある「しかけ」があるのですけれど、急いでいたので、それを確認することはできませんでした。展示もいつまでなのか分かりませんけれど、機会があれば再訪します。
先日は湯島のギャラリーで開催中の堀本達矢さんの個展を紹介しましたが、会期は残念ながら2021年6月28日(月)で終了しました。銀座シックスでの展示は1点ですが2021年7月4日(日)まで。職場からそう遠くはないので昼休みに会いに行ってきました。
堀本達矢さんというアーティストを知ったのは、Twitterのタイムラインに流れてきた、銀座シックス蔦屋の写真でした。見た瞬間に、なんだこれは!となりました。
調べてみると、上野ロイドワークスギャラリーでも個展を開催中とのこと。これはたまらずに見てきました。ギャラリーは千代田線湯島駅の湯島ハイタウンにあります。少しわかりにくいのですが正面玄関から階段を降りて左奥です。
コロナ対策のため、人数を制限しながらの入場のため15分ほど待ちました。(会期は2021年6月28日まで)
福間洸太朗さんのバッハを聴いています。ピアノによる「バッハの音楽に忠実な編曲」作品を集めたものです。先日聞いたような、トーマス・エンコのような編曲とは趣を異にします。
https://music.apple.com/jp/album/j-s-bach-piano-transcriptions-bonus-track-version/1564287086
フランスのジャズピアニスト、トーマス・エンコ(Thomas Enhco)と、ブルガリアのマリンバ奏者、ヴァシレナ・セラフィモワ(Vassilena Serafimova)のデュオアルバム。2016年発売の「Funambules」に続く二人のデュオアルバムです(Clala:リンク)。
トーマス・エンコは、リーズ・ドゥ・ラ・サールの「BACH UNLIMITED」といアルルバムで知った演奏家です。
いずれもバッハの原曲をもとにしたトーマス・エンコ&ヴァシレナ・セラフィモヴァによる作曲・編曲。
アンドラーシュ・シフ(Andras Schiff)がピリオド楽器を使い、自ら弾き振りをしてのブラームス ピアノ協奏曲の録音。オケはエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団。
https://music.apple.com/jp/album/brahms-piano-concertos/1561178466
シルヴェストロフの音楽には、シューベルトやモーツァルトの音楽の引用や断片が用いられている作品があります。
このアルバムでは、シューベルトのピアノソナタNo.4 イ短調 D.537と2つのディアローグとあとがき(Zwie Dialoge mit Nachwort)、モーツァルトのピアノソナタNo.10 ハ長調 K.330と使者(Der Bote)を演奏しています。
ピアノはこの盤でデビューするというFrancesco Spazianです。
https://music.apple.com/jp/album/twilight-travelers/1445716803
NAXOSから発売から出されているシリヴェストロフの作品集です。ピアノ曲、弦楽オーケストラ曲で構成されています。
輸入元情報では以下のように紹介されています。
このアルバムには、シルヴェストロフの代表作「使者」をはじめ、郷愁を誘う数々の曲が収録されており、シルヴェストロフを初めて聴く人にとっても良い道標となることでしょう。
https://music.apple.com/jp/album/valentin-silvestrov-moments-of-memory-ii/1274218379
高級カメラのライカとシャープが技術協力してスマホカメラを開発するとのこと。カメラファン(カメラヲタク)やライカのブランドを求める高齢者、一部の富裕層には訴求するかも知れません。
この頃シルヴェストロフの作品を少しずつ聴いています。これは2020年12月発売のピアノ小品集、ピアノはローマ生まれのイタリア人、アレッサンドロ・ステラ(Alessandro Stella)。発売されたばかりなのか、今現在(2021年6月)ではHMVでもほとんど情報がありません。
予備知識なしで聴いてみますと、まさに「聴きたかったシルヴェストロフ」の音楽が詰まった珠玉のアルバムです。初めて彼の音楽を聴くにはお勧めのアルバムでしょうか。
先日、グリモーのアルバムでシルヴェストロフ(Valentin Vasylyovych Silvestrov)というウクライナ出身の現代音楽の作曲家を知りましたので、Apple Musicから人気のアルバムとして挙がっているものをひとつ聴いていみました。
「Bagatellen und Serenaden」という2007年、シルヴェストロフ70歳の誕生日を記念して発売されたアルバムです。ピアノ小品と弦楽との合奏協で、ピアノはアレクセイ・リュビーモフ(Alexei Lubimov)、クリストフ・ポッペン(Christoph Poppen)指揮のミュンヘン管弦楽団の演奏。
2017年に発売された、リーズ・ドゥ・ラ・サールの「BACH UNLIMITED」と題するアルバムを聴いてみました。J.S.バッハの作品とバッハに影響を受けた現代の作曲家の作品を並べた構成になっています。
https://music.apple.com/jp/album/bach-unlimited/1292604222
関東甲信越も本日14日に梅雨入りしたそうです。これからしばらくは鬱陶しい季節が続きます。
少しは音楽で気を晴らそうと、リーズ・ドゥ・ラ・サールLisa de la Salleの4年ぶりのアルバム「When do we dance?」を聴いていてみました。邦題では「いつ踊ればいい?」となっていますが、収録曲名を見ただけで、思わずワオ!となってしまいます!なかなか挑戦的な曲を集めたものです。
6月も中旬にさしかかっていますが、まだはっきりと梅雨入りはしていないようです(関東甲信越の例年の梅雨入りは6月7日、昨年は6月11日)。
なかなか天気が読めない(山の天気予報が当たらない)ので、登山のパートナーが有料天気予報サービスを替えて臨んだ今週末の日光白根山です。
前回の男体山は頂上が霧で何も見えませんでしたが今回は大正解、久しぶりに2500m級の眺望を楽しむことができました。
グリモーは、アルバムごとに新しい断面やストーリーで曲の魅力や世界観を伝えてくれる演奏家のひとりです。
今回のアルバムも、モーツァルトの曲とウクライナ生まれの現代作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフの曲を組み合わせたもので、非常に魅力的なアルバムでした。私はこのアルバムでシルヴェストロフという作曲家を初めて知りました。
https://music.apple.com/jp/album/the-messenger/1526145158
コンセプトアルバムではりネタバレ的になってしまいますので、まずは聴いてから解説などを読んだ方が良いと思います。
ペトレンコのマーラー交響曲第7番の録音が出ました。オケはバイエルン国立管弦楽団、2018年の録音です。ペトレンコは2013年から、ケント・ナガノの後任として同劇場の音楽監督を務めていました。このアルバムは同劇場の自主レーベルとのこと。
自分はApple Musicで聞いているのですけれど、実物のブックレットは非常に立派なようです(ちょっと欲しいかも→買わないけど)。
https://music.apple.com/jp/album/mahler-symphony-no-7-in-e-minor-live/1564332870
マックス・リヒターの「Voices」「Voices 2」を聴いてみました。発表時期は異なりますが、一連の作品になっています。
https://music.apple.com/jp/album/voices/1520370274
ディアマンダ・ラ・ベルジュ・ドラムDiamonds La Berge Drammは、オランダのヴァイオリニストにしてまた、現代アート(アバンギャルド、即興) のパフォーマーとして活躍している方のようです。
彼女のこのアルバムはJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータから第2番。その後にジョン・ケージの曲を持ってきています。
https://music.apple.com/jp/album/inside-out/1566371762
バッハの音楽とミニマルミュージックを並べたり、スカルラッティとリゲティを演奏するなど、バロックと現代曲を組み合わせているアルバムは少なくありません。
バッハは今でも実験的、挑戦的な音楽の使われ方をしていながらも、いささかもその本来の音楽の持つ力を失うことがありません。逆に、並べられた曲が逆照射されるような感さえあります。
この盤もそういう類のものかと思って聴いてみました。
以下は多少ネタバレ的になりますので、実際に聴かれてから解説を読むのが良いと思います。
クラシック音楽の人気ブログ、BOKUNOONGAKUで、古くて新しい、音楽に対する精神性という論点での非常に長く、深い論考が掲載されていましたのでメモっておきます。
【ブログ更新】先日のマーラー復活の放送から、ちょっと思うところを書きました。クラシックにおける「精神性」のざっくり解説、殴り書きなので後日修正するかもです。今書いておきたくなりました。
— ボクノオンガク (@bokunoongaku) April 7, 2020
「精神性」とは何か――クラシック音楽に再び訪れる精神性の時代を予見する https://t.co/D6UioAcmmf
アンスネスの弾き振りでマーラー・チェンバー・オーケストラによるモーツァルトです。Apple Musicの解説が厚く熱いです。オケの響の安定感もさることながら、アンスネス のピアノが絶品です、聴くべきモーツァルトの演奏といえます。
https://music.apple.com/jp/album/mozart-momentum-1785/1560605515
このブログ、基本は自分の備忘録なので、内容的にもとっ散らかっていてジャンルもまちまち。それぞれのテーマについての記事も浅く、とても人様に読んで頂くようなものではないものの、昨年から再開してそろそろ半年。気まぐれに、にほんブログ村 と人気ブログランキングに登録してみました。
Apple Musicに勧められるままに聴いてみましたが、思いの外良いアルバムでした。
https://music.apple.com/jp/album/hummel-weber-mendelssohn/1559285251
クルレンツィス2017年の録音です。以前も聴いていたのですが、改めて聴いてみました。
https://music.apple.com/jp/album/tchaikovsky-symphony-no-6/1289858974
満を持して発売になったクルレンツィスのベートーヴェン交響曲第7番です。衝撃とも言える第5番が出たのが2020年、次は7番と聞かされて、ファンとしては相当に待ち遠しかったのではないでしょうか、録音は5番と同様に2018年です。
https://music.apple.com/jp/album/beethoven-symphony-no-7-in-a-major-op-92/1553729421
出だしからマッシブな音を聴かせてくれます、テンポは中庸といったところでしょうか。
全体を通して、よくまとまっているとは思うものの、一聴した感想としても、Amazonのレビュウを読みましても、どうも中途半端感が否めません。この曲に求める興奮と高揚が少ないというのが、その理由です。
坂口恭平さんのパステル風景画は、その完成度の高さと、独特の世界観と感性が埋め込まれていて、発表されるや否や、人気画家かと思われるほどの受け入れられ方をしています。
どうも坂口さんの絵には、それ以前のアクリルによる抽象画も含め、クスリのような作用があって、個人が何かしら抱えているモンダイであったり、課題であったり、あるいは想いというものに、ダイレクトに響くところがあるようなんです。
そんな坂口さんは、さらに水墨画を始めたり、色鉛筆使ったりと画材を色々試していますけれど、今回は題材として静物画を描いています。それも生活に身近なド静物。英語ではStill Lifeと言うんですけど、ストレートにそのまま。そしてその絵の完成度が、これまた素材の質感を含めて、あるレベルを超えているとか、凄すぎます。
これも貼っとこhttps://t.co/Sp8wjS4G5C
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) May 31, 2021
坂口さんは建築家であるかどうかは疑問ですけれど、画家であり、音楽家であり、いのっちの電話を続けていて、さらに文筆家であります。
そして、6月1日から「生きのびるための事務」というnoteの連載が開始されました。
最初に「ジム」とか目にしたときは、カラダでも鍛え始めたかと思いましたが違いました。
上は坂口さん考案中のジムくんらしいです(笑)