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2001年11月26日月曜日

KOEHLERのエクササイズ 2

さて、ケーラーのエクササイズ、「やさしい」の2番と「ふつう」の1番を相変わらず練習しているが、スピードの点で一つの壁にぶち当たった。

メトロノームで ♪=60から始めて順次スピードアップを目指したことは先に書いたが、四分音符にして80~96くらいが限界なのだ。難しい指使いの部分でひっかかるのは差し置いても、なんと言うか流れの中で曲として吹ける余裕がこのスピードだと全くない。酷いときなどは音になっていない。できなければスピードを落としできるようになるまで練習するしかないのだろうが、80~96といえばメトロノーム表示では Andante である。練習曲のスピード指定は Allegretto と Allegro だ。Allegro ならば、少なくとも四分音符120程度では吹けるようになりたいと思うものの、前途は多難なのであった。

特に憎たらしい指使い、「ふつう」2番なら10小節目のG3が絡む部分や12小節目のE3の絡む部分、また13小節目から始まる上昇と下降音形の部分の低音のCisやDがしっかりと出ない。23小節目以降のG2を絡めた音階も音の跳躍が上手く出来ずに喉がグエグエ鳴っているだけで音が鳴らない・・・などなど・・・

試しに、120のスピードでソルフェージュを試みてみたが、全く譜読みが出来ないことが分かった。ソルフェージュも満足に出来なければ笛で吹けるわけないんだよなと思い直し、再びメトロノームの目盛りを三つほど下げて練習するのであった。

ということで、全然進まねーよとは思うが、まだ2週間しか、それも週3回しか練習してないのだ、すぐにできるわけがない。今年はこの2曲だけで年が終わるだろうな多分。ケーラーも手本があった方がいいと思い、加藤元章のCDを注文したのであった。



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