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2018年11月7日水曜日

写実絵画について

非常に為になるスレッドでした。写実系絵画につきまとう、いつもの課題と素朴な疑問なんですけど。個人的には写真と絵画は別物と思っています。ハイパーリアリズム絵画であったとしても。

写実絵画は対象を観察することが基本ですが、写真ベースだとどこまで見ても写真でしかないですから、自分で補う必要が出ますから。

結局、絵を描くという事は、自分が世界をどう捉えているかということの表明と世界観の再構築だと思っているので、素材が現実でも写真でも、それは焦点ではないというのが、今考えた事でした。

従って、よく、写実系絵画を前にして「写真みたい」という感想を漏らす方が多いですが、それは当たらない感想だと思います。林さんの絵も実物で何度か拝見しましたが、林さんの世界観そのもの。まさに絵画です。表現ですから、写真でも絵でも手段はいいのだなと。


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