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2019年3月2日土曜日

マックス・リヒター・プロジェクト 2019

すみだ平和記念音楽祭2019の企画の一つである、すみだトリフォニーホールで開催された、ダニエル・ホープと新日本フィルハーモニーのコンサートに行ってきました。


曲はヴィヴァルディの四季から、マックス・リヒター のリコンポーズド版オリジナルの演奏。(Clala内エントリ

リヒターによるリコンポーズド版「四季」は、非常に楽しみにしていたプログラムであったのですけれど、実演に接すると、実はガッカリ感の方が強かったです。

そもそも、オケにPA装置を付けての音響も、どこかチープで、また録音では脳髄を麻痺させるかのようなミニマルな繰り返しも、ダニエル・ホープのヴァイオリンの音色と演奏がベタすぎるせいか、俗っぽく聴こえてなりません。

ああ、この手の作為的な音楽は、録音で聴くのが一番と思った次第です。

(ここらは自分の好みとか感覚的なものですから、違った印象を持たれる方もいると思います)

むしろ、ヴィヴァルディのオリジナルの四季の方が数倍すばらしく、特にチェンバロが絶品で、名前を調べると北谷直樹さんという方でした、北谷さんを知れたのがこのコンサートでの収穫でしょうか、お名前を覚えておきましょう。



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