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2020年12月16日水曜日

米大統領選挙、選挙人による投票の結果

12月14日(月)に選挙人による投票があり、大手新聞は軒並み「バイデンが正式に大統領に選出された」として報道しています。



本来ならば、開票結果は明らかにされず、1月6日の上下両院合同会議で最終決定される運びです。この動きを知るネット民は、大手の報道をフェイクニュースと主張しています。

実際に激戦州6州にニューメキシコを加えた計7週では、州政府が選んだ選挙人ではなく(こちらは大手の言う通りバイデン勝利、誰も寝返らず)州議会が独自に選挙人を選んで計84人がトランプに投票しています。基本的に、選挙人は州議会が選ぶと米国憲法に書かれており、何ら違法ではありません。むしろ州政府の選ぶ選挙人で進むことが慣例化しているだけのことです。

この状況をもって、1月6日にペロシ副大統領が憲法修正12条で選挙人の結果を却下、84人の投票も無効とすると、下院が大統領を決めるか、副大統領が決めるかという選択肢になります。下院は共和党が若干優位らしく、どちらになってもトランプが選出されるというのがトランプ派の見方です。

中共による大規模な選挙不正、外国による選挙介入の疑惑がある中で、その疑惑を共和党員以外が調べたり追求しようとしない異常さ。それゆえにラトクリフ国家情報長官が12月18日(金)までに報告書を提出し(有効なのは選挙後45日まで)、大統領令を発動するのではないかと憶測されています。それでもかなわない場合は、戒厳令という説も出ています。そこまでキナ臭い。

しかし、中共とてこの動きを知っているわけであり、共和党議員の切り崩し工作は今でも続いていると考えられます。ハニートラップや過剰な接待など、誘惑、脅迫、人の弱みに突け込んで、おそらく彼らは何でもやってくるでしょう。そこに倫理や正義や人道などは微塵もないはずです。

こうして考えると、トランプ云々を超えて、今回の結果は邪悪なものに対するギリギリの闘争となっていようです。

トランプもワクチンを推進していますし、結局はバイアメリカン、アメリカ主義であるため、彼が当選したかといって、日本にとってバラ色の世界が広がるわけでもないようにも思えます。

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