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2004年6月12日土曜日

ものごとの本質は天皇論か

先の木村剛に発することをつらつら考えるに、やはり気になるは日本の天皇制です。藤田省三氏の言葉で以下のようなものがあります。


天皇は道徳的価値の実体でありながら、第一義的に絶対権力者でないことからして、倫理的意志の具体的命令を行えない相対的絶対者となり、したがって臣民一般はすべて、解釈操作によって自らの恣意を絶対化して、これ又相対的な絶対者となる。(「天皇制国家の支配原理」)

深い!

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