佐々木俊尚の「ITジャーナル」より。
「かつての垂直統合型とは異なり、たとえばJALやANAなどの航空会社がホテルを所有するようなものですね。そのホテルは別に親会社の旅客だけを泊めさせるわけじゃないんだけど、航空会社とホテルが同じ経営になっていれば、いろんなシナジー(相乗)効果が期待できるから」
業界構造の特徴を説明するのに「垂直統合型」あるいは「水平分業型」という概念はよく使われる。今期のデジタル関連企業の命運を分けた理由についても、経済紙はシャープなどに代表される「垂直統合型」のメリットを指摘していた。
この二つを縦軸に、「クローズド・モジュール・アーキテクチュア」と「オープン・モジュール・アーキテクチュア」という横軸を加えた四つの事象で業界構造と利益率の関係を語ることもできる。
一方でライブドアの日本放送株取得問題に関し、堀江社長の言。
「ライブドアにとっても、既存メディアの知名度を利用して、集客力アップを望むことができる。両社の提携は、お互いシナジー効果を生み出すことができる」として、大げさかもしれないが命をかけて今回の話を進めている」
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