年末の年賀状の季節になってきた。ああ、またこの季節が巡ってきたかというカンジ。
還暦もとうに過ぎているし、年賀状だけのお付き合いの方も多くなっている。今後の人生において、リアルで会うことがないだろう、と思うような方も何人かいたりする。
頂く年賀状にしても、お決まりの干支デザインに印刷宛名だけ、なんて年賀状をくれる人も少なくないのだけど、こういう人たちは、いったい何のために年賀状を出しているんだろう、とか思ってしまう。
逆に自分だって似たりよったり。「今年こそ会おう」とか「久しぶりに食事でも」とか、ありきたりな一言だけで済ましてしまう送り先も多いわけで、やっぱり年賀状の意味は、慣習とか惰性でしかなくて、いっそのこと止めてしまっても社会生活には不便をきたさないんだろうな、とは思う。
親戚も高齢になっていて、年賀状をもらって返信するのも負担になるとも聞く。
とは、思うのですが、今年もやめたり減らすことができなくて、結局、数時間を費やしてデザインを決め、印刷用の近況を加えて100枚以上の年賀状印刷をネットで注文した。職場関係が半分以上を占めているから、近い将来に完全に働かなくなったら、これらも一気に減るのだろう。
来年も、この季節になったら、同じことを考えているのか、はたまた、まったく違った環境になっているのか。
できれば後者になっていることを、若干期待を込めて、来年のことを考え始めている。
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