2002年10月18日金曜日

【風見鶏】朝日新聞朝連載「転機の教育」

朝日新聞朝連載「転機の教育」として、教育問題を考えるシリーズを連載している。文部科学省のゆとり教育に対するスタンスのブレに戸惑う教育現場、進学塾や中高一貫校への加熱などを取り上げている。家庭の所得や住む場所に起因する格差についても、読者の声などを紹介しながら展開、一方で総合学習などを含めた学校側の模索や取組みも紹介している。

私は「ゆとりばかり強調しても学力が低下する」とか「今までの詰めこみは弊害がある」とかの議論は一面的でしかないような気がしている。どちらも正しいし、どちらも間違っているように思える。

事実としてあるのは、大学生を含めた全体的な学力の低下(トップも平均も)、日本人の知力の低下と幼稚化である。このままでは国が滅びると思う。日本の教育に対する大きな考え方が必要なのではないのだろうか。小学校から大学院まですべて国が管理する教育体系、平等と均等であることを是とする方針についての議論は必要ないのだろうか。

HIYORIみどり 「要は文部科学省がばかってこと?」

KAZAみどり 「国民も輪をかけてヌケサクてことよ」


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