アムラン:カプースチンピアノ作品集
- 変奏曲Op.41
- 8つの演奏会用エチュードOp.40
- バガテルOp.59-9
- 古い形式による組曲(スィート・イン・オールド・スタイル)Op.28
- ピアノ・ソナタ第6番Op.62
- ソナティナ Op.100
- 異なるインターヴァルによる5つのエチュード
- マルク=アンドレ・アムラン(p)
- Hyperion
クラシックとジャズの融合というのでしょうか、ジャズ風クラシックとかそんなものではありません。そんなクロスオーバー的なヒーリングミュージックなのではなく、炸裂する音楽がここにはあります。超絶技巧を駆使した即興と思われるようなジャズ風コードが、きっちりと楽譜に書かれているのだそうです。 カプースチンンの曲はピアニストにとっては難曲の部類に入るらしいく、HMVの解説によると2000年3月の東京でのリサイタルでもカプースチンを弾いたそうで、アムランはまたしても、
作曲者の自作自演盤でも守られていなかった早いテンポ指定を、その通りに、まるで何でもないかのように平然と演奏、ピアノに詳しい人ほど「空いた口がふさがらない」状態だったそうな。確かに凄い演奏です。『
ロシア伝統のヴィルトゥオーゾ・ピアニズムと、ジャズ(特にバップ)が融合したカプースチンの音楽(HMV)』なかなかに聴きこたえがあります。 カプースチンが気に入ったので、下の二つの盤も入手してみました。こちらも一聴した限りで感想をおいそれと書けるものでもありませんが、非常に気に入りました。もう少し聴き込んでみます。
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