2006年10月6日金曜日

ららぽーと豊洲オープン


本日5日、豊洲に三井不動産の大型商業施設である「ららぽーと豊洲」がオープン。仕事がてら(>本当か?)日中ですが行ってみました。

最近そろそろ見飽きてきた感のある、モール型ショッピング施設ですが、イオンやアリオ、ダイヤモンド・シティなどとは一味違って都会的なセンスをデザインに感じます。店舗数約200というのはやはり圧巻。

更にここには、1877年にイギリスで製作され、長く解体・保存されていた世界的に名高い「ビショップアンドサン」社のパイプオルガンが設置されています。残念ながらこのオルガンの価値がどの程度のものかを説明する知識を有しませんが、最近は人寄せパンダもずいぶんと高尚になったものですね。

行ったときには丁度演奏が行われていまして、おなじみのJ・S・バッハの《トッカータとフーガ》が演奏されていました。引き続いて何曲か演奏していましたが、オルガン曲にはまったく馴染みがありませんので曲名は分かりません。私はお仕事という名目で来ていますから、のんびりと音楽に浸っていることは許されませんので早々にその場を離れました。

ところでパイプオルガンを上から眺める機会など滅多にありませんが、ここでは吹抜け部のテラスにオルガンが設置されていますから、かようなアングルで眺めおろすこともできます。表面に見える以外にもたくさんのパイプが設置されているものなのですね

平日の昼間だというのに、人ごみはものすごくて、地方都市の休日以上の混み方です。豊洲なんてわざわざ行かなくては、他には何もないんですよ。まったく東京にはモノ好きが多いものだと感心します。別にオープン記念だからってエマニュエル・パユによるプーランクとか、内田光子さんによるモーツァルトのピアノ曲無料ライブが催されているわけではないのですがね・・・(^_^;;

それにしても、またしても巨大な物欲と妄想と時間と金を吸収する施設が増えたということで、豊洲近郊の人の流れは(住宅もこれからがんがん出来ますし)全く変わったものになってしまうかもしれません。

ちなみに三井不動産は今年から来年にかけて、川崎、柏の葉、鴨居(横浜)と、相次いで関東近郊に巨大商業施設をオープンさせます。恐るべし勝ち組不動産の代表格。プチ金持ちからも貧乏人からもドンドン金を吸い取って、どんどん裕福になあれ。