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2007年4月16日月曜日

Naxos MLでいくつか曲を漁る

NMLで音楽をいくつか。
ファイのハイドンはNMLの「今週の一枚」。ファイの音楽は相変わらず良い。彼の演奏をNMLなんかで聴いていて良いのだろうか?
ハイドンの作品の中でも異色な存在であるこの「受難」を、古楽系の中で最も異色な指揮者であるトマス・ファイが指揮しました。弦はモダン楽器でノン・ヴィブラート、管はナチュラル・ホルンとモダン・オーボエを採用。師アーノンクールゆずりの過激なアクセントが印象的な録音です。(satt)
というのが推薦文。ファイが古楽系で最も異色ですって? モダン楽器でハイドンといえば、アダム・フィッシャーもそうだったかしらなどと、拙い知識をゴソゴソしても何も出てこない。

ランパルのフルートは、久しぶりに聴けばやっぱり惚れ惚れするんだけど、曲がつまらない。というか、ベートーベンのリズム、旋律が物足りない。全部聴き通す忍耐が今日は得られず。

春だし、やっぱり「四季」だよなと、CDでイル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏を聴いた後に、NMLに戻ってPinchas Zukermanのヴァイオリンの演奏を聴いたら、重くて音悪くて聴きとおせず。口直しに何かないかなと選んだのが、Paul Dyer指揮、Elizabeth WallfischのヴァイオリンでAustralian Brandenburg Orchestraの演奏。ABOは音楽監督のDyerがオーストラリアで初めてのピリオド楽器によるオーケストラとして1990年に結成したものらしく(→公式ページ)。悪くないっす、こういう四季は安心して聴けます。ヴァイオリンのWallfishも品があって良いです。無知な私は彼女の名を初めて知りますが、情報はhyperionに(→こちら)。

ラウタヴァーラは鎌倉スイス日記のSchweizer_Musikさんが「良いぞ」と書くものだから(→http://suisse.exblog.jp/5873821)聴いてしまいました。いや、よかったです。なんたってヴァンスカっす。良いものを良いとだけ書いてオシマイにするというのは、これくらい楽な作業はないっす。

それで、今プレートルのラヴェルっす。私はフランス音楽は全く苦手なんですが、このオーケストレーションには、やはり脱帽です、敵いません、御免なさい。泣きそうになります、ラヴェルの音楽って、マーラーとかとは違う地平において。
  1. ケータイEdyとか、Google検索とか、ブログとか、私は普通だと思っていた。しかし同年代の友人らに会うと、Edyを使う奴なんて始めてみたと言われる。ブログを書く友人も中には居るが、ディープさが違うみたいだということに、最近気付きつつある・・・。
  2. 私は煙草は吸わない。しかし飲みに行くと、スーツに染み込む煙草の匂い! 喫煙者よ、この不快感を貴方達は理解しているかね?
  3. ハンカチの「耳」ってどこだ?
  4. 東京単身赴任生活も今年で5年目になってしまった・・・。