97年と98年の二度にわたって、ヤマハの発表会に出た。
前の年は、シドヴィル(伝ヴィヴァルディ)作「忠実な羊飼い」より第6番の1~3楽章を、次の年にはドニゼッティのソナタを選んだ。
どちらも非常に良い曲である。しかし、私が吹くと曲にならなかった。「人前で吹く真似をした」という程度に留まり、練習不足を痛感するとともに、自分の技量以上の曲をやってしまうことの浅はかさを嫌というほど思い知らされる羽目になった。
ああ、思い出したくも無い・・・・・、今思い出しても赤面するほどの出来であった。
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