時代は大きな転換期、自分もとうに還暦を過ぎた。何に関心があり、どう考えていたか、記憶と思考の断片をつなぐ作業。将来の何に「投資」するか、自分を断捨離したときに最後に残せるものは何か。私的なLife Log、ネット上の備忘録。
番組で描かれた内容は既知のことばかり。「"検索"が人生を変える」というサブタイトルには疑問。
しかし生活パターンや思考回路は変わった。自分の忘れた記憶がインターネットの中に存在するということ、記憶さえ検索にゆだねるということがもたらすこと。記憶の外在化。個人的な日誌を書くという行為を紙でするのと、閉じたディスクの中で行うのと、ネットで展開することの違いは何か。検索システムというハード面だけではない違い。「検索可能性」ということ。検索できないものは何か。検索できないことの価値。
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