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2021年1月17日日曜日

陰謀論に関するメモ

フリーのジャーナリスト石井孝明さんのツイート。

陰謀論もいい加減にしろよ、ということですが、攻撃的でも、ネットでの発言ほどには揶揄的でもなく、そこそこ冷静な文章です。

自分の考え方や感覚とは少し異なりますけど、普通の方はこう言う考え方に近いのではないかと思うので、貼っておきます。


本文より。

この選挙で、不正や間違いはあったかもしれない。私は米国の左傾化した民主党とその支持者より、ビジネス・軍事同盟国重視の共和党と、激しいトランプ大統領の個性が好きである。しかし、現実と希望や夢は違う。現実を曲げることはやめたほうがいい。

私は「右」「左」という50年前の分類ではなく「リアリスト」と「ドリーマー」(きれいな言葉だが正確にいうと「お花畑のおばかさん」とその背後にいる怖い人)の戦いが、今後激しくなると考えている。そして傾向として「右」や「保守」の人に、リアリストが多いと思っていた。しかし夢と現実を区別できない人は、「右」と「左」双方にいると(考えてみると当たり前だが)確認できた。

ただし最近、こうした陰謀論が日本でも流行る素地はあったと思う。コロナウイルスという責任のない問題で、私たちの生活が激変した。地道な努力の成果が、自分たちのせいではないのに吹っ飛ぶ。そもそも人生は厳しいものでなかなか思い通りにいかないし、日本も経済成長せず、一般人には恩恵がない。「上級国民」や「外国人」など、社会に特権を持つように見える人たちがいる。「何かがおかしい。苦境に陥っているのに、利益を得るずるいことをしている奴らがいる」。こうした視点で社会を見て、世の中にある不条理に腹を立てたくなる。 

このような考え方はコロナを契機として、何かオカシイと思う人が急速に増えた事も起因しているようです。Qがアメリカで社会問題化して米大手メディアも危険視し始めたときでも、一部のネット民を除くと、日本では何それ状態でした。

そういう意味からは米大統領選挙の不正選挙疑惑は決定的でした。2016年のロシアゲートなどでは、全くそんな騒ぎは日本では起きなかったこととは対照的です。

陰謀論は 色々な分野に及びます。健康、医療、政治、軍事、教育、歴史認識まで。

古くは、JFK暗殺(1963)、日航機墜落(1985 )、ダイアナ妃事故(1997)、911(2001)、東日本大地震(2011)など。世界や日本を揺るがせる事故や事件も、すっきりと解決されておらず、陰謀と都市伝説化する下地があり、尾鰭もつきながら今に至っているようです。





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