アンドレアス・シュタイアーさんのJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻を聴きました。録音は昨年2020年6月から7月にかけてテルデック・スタジオ・ベルリンで行われています。
私的なLife Log、ネット上での備忘録、記憶と思考の断片をつなぐ作業として。自分を断捨離したときに最後に残るものは何か。|クラシック音楽|美術・アート|建築|登山|酒| 気になることをランダムに。
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2021年11月30日火曜日
2021年11月29日月曜日
今の状況を確認しておこう
11月もそろそろ終わろうとしています。かなり寒くなってきましたが、世の中のおさむい状況は変わらず、どうもドンドンと悪くなっているようにさえ感じます。
今現在の見えている断片を記録しておきます。
2021年11月28日日曜日
純米吟醸 高千代
知人からいただいた日本酒。新潟県内限定流通品です。ラベルには以下のような解説があります。
新潟県魚沼市(旧塩沢町)で自社・契約栽培した希少な固定種「一本〆」100%使用。人夏を超え熟成し味わいに丸みを帯びた辛口タイプ。お燗をつけて飲むのもおススメです。
一本〆とは聞きなれない名前ですが、酒造好適米とのこと、造り手のこだわりを感じます。
呑んでみますと男性的で、なかなかに、しっかりとしたお酒でした。何と合わせても勝ることはないと言う感じでしょうか。
こういうお酒も悪くはないですね。
高千代 純米吟醸 新潟県内限定流通品 高千代酒造 一本〆(新潟県)
2021年11月27日土曜日
奥多摩駅から鋸山・大岳山に登ってきました
晩秋の週末に、奥多摩駅から鋸山、大岳山、御岳山まで縦走してきました。Yamap情報によると距離約12km、上り1600m、下り1100mとそれなりにハードな山行でした。
このコースは御嶽駅からバスで滝本まで行き、そこからケーブルカーで御岳山まで一気に上がってから奥多摩方面に縦走するのが一般的です。こちらの方が累積標高差が少なくて済みます。
12月に丹沢方面を山小屋泊で縦走の予定があるので、体力つくりと思い単独行としました。運動不足もたたってか、それなりに脚にきまして、大岳山手前の最後の登りでは足がツリそうになりましたよ。
それでも晩秋の静かな山を堪能することができました。いくつか写真をアップしておきます。
朝早くの山道は気持ちが良いです。
2021年11月26日金曜日
リャプノフの12の練習曲に驚愕
ロシアの作曲家リャプノフ (Lyapunov 1859-1924)作曲の12の超絶技巧練習曲というものを聴いてみました。超絶技巧練習曲というとリストのそれを思い出しますが、リャプノフ自身、リストを崇拝しており、リストの作品を引き継いだ調性での12曲となっています。Wikipediaによれば、『12の超絶技巧練習曲 作品11』は「間違いなリャプノフの最高傑作」とあります。
https://music.apple.com/jp/album/lyapunov-12-%C3%A9tudes-dex%C3%A9cution-transcendante/1585967204
この曲を聴くのが初めてどころか、リャプノフという作曲家を初めて知りました。いかにもロシア的というのでしょうか、なんとも凄まじいまでの音楽です。抒情性が高く出ていて音楽に風景が見えてきます。繰り返して聴いていますが、病みつきにになってしまいます。ピアノという楽器の持つ限界をギリギリまで出しきっているといいますか、一人の人間だけで、こんなにも美的で激しく、ある意味で凶暴な音塊を生み出すことができるものなのかと、いやはやピアニストとピアノという、ほんとうに楽器は途方もない。
弾いているのは、フロリアン・ノアック(Florian Noack)という1990年ベルギー生まれのピアニスト。ディスコグラフィーを見ると、リャプノフの他のピアノ曲も録音しているようです。機会があればこちらも聴いてみようと思います。
(参考)
- セルゲイ・リャプノフ Wikipedia
- Florian Noack 公式サイト
- Florian Noack Ongaku Musou
2021年11月25日木曜日
第18回 ショパン国際コンクール覇者 ブルース・リウのライブ録音
2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクールの覇者、ブルース・リウさんのコンクールでのライブ録音を聴いてみました。
今回のコンクールはYouTubeで生配信されました。また、コンクール後の11月8日にはNHK交響楽団との共演、11月11日には東京オペラシティにてリサイタルを開かれたようです。ブルース・リウさんは1997年のパリ生、モントリオール育ちの中国系カナダ人、フランス語、中国語、英語に堪能な今年24歳。
2021年11月24日水曜日
Johan Ullenによる「Infinite Bach」
秋も深まり、公園のイチョウ並木も、今が紅葉のまっさかりというところ。
Johan Ullenによるバッハのリコンポーズド版を聴いてみました。Appleの解説にもあるように、マックス・リヒターによる「ヴィヴァルディ 四季 リコンポーズド」と、ほとんど同じテイストの曲。あの曲が好きな聴衆、あの曲のヒットにあやかった曲ということなんでしょうか。作曲者はスウェーデンのユーハン・ウッレン(Johan Ullen)。ウッレン自らがロンドンフィルを振っての演奏です。
バッハのバイオリン協奏曲をベースにしているのですけれど、残念ながらマックス・リヒターのような驚きや感動をあまり感じませんでした。なんだか二番煎じ(というかそのママ)、ちょっと安物の音楽を聴いているという感じと言ったら失礼でしょうけれども。
もう一度、聴きなおす、ということもなさそうです。
- クリスチャン・スヴァルヴァール(ヴァイオリン)
- ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- ユーハン・ウッレン(指揮)
(参考)