ワークシェアリングとは、一人で今までやっていた仕事を複数の人に分け与えてこなしましょうという発想で、私の記憶が正しければドイツ(西)などで実施していた考え方だと思う。
当然、一人あたりの賃金は減るわけだが逆に自由時間は増えるというわけである。考え方は雇用の創出ということにあるのだが、共産党は「サービス残業をなくして、仕事を分け与える」とか、すこしズレた感覚で提案していたように思う。
共産党の主張がどうかはさておき、賃金が今の半分となるが仕事時間も減るか、賃金は今のままだが、労働時間も今か今以上というのを選択しろと言われたら、どちらを選ぶだろう?
そのときの物価水準がどうなっているのかという問題もあると思うが。豊かな生活て、なんだろうと、やっぱり思うのである。
最近の朝日新聞で、日本の企業も、優秀で企業を引っ張ってゆくゴールドカラー(当然、高給である)と、そこそこの業績だけど給与もそこそこという層に二極分化する、同期であっても年収で1千万円以上の差がつくこともあるかもしれない、と書いていた。
考えてみれば、今の教育制度にしたところで、一握りのエリートとそれ以外のフツーの人を作るという方向で進んでいるように思える。
どちらに入るのが幸せなんだろう?
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