2004年10月21日木曜日

クラシック ポータルサイト

クラシック関連の参加型なポータルサイトができないか期待しています。

例えば世にCDレビュを書いている方はたくさんいるのですが、これだけ膨大なサイトの中から適切なレビュに巡り合うということは難しい。私の場合、時間もないし面倒なので、定期的に巡回している有名なサイトのレビュを参考にすることが多のが現実です。

amazonなどでは、カスタマーズ・レビュを書くことができるのですが、短評しか掲示されておらず、頻繁に訪れているのでなくては、どういう嗜好の方のレビュなのかがわかりにくい。そこで網羅的なポータルの登場です。

ポータルサイトは人為的なものでは主観が入ったり、手作業としての限界がありますから、目指すはGoogle Newsのような自動検索です。

CDレビュのポータル化に賛同するウェブマスターなり書き手は、XMLソースか何かにレビュをするCDに付与されたユニークなIDと、ポータルに参加することの意思表示であるタグを埋め込んでおく。ポータルサイトは、自動検索ロボットが定期的にネットの海を底引き網漁船のように探りまわり、タグの埋め込まれてあるレビュを所定のCDにリンクつけてリスト表示するという具合です。

相互に約束を設けることで、参加不参加の意思表示もできるようにしておくわけです。レビュには読み手の評価を反映できるようにしておき、参考になったレビュは上位に、複数のレビュで人気のある書き手も上位にランキングするようにプログラムしておきます。Google Newsと同様に、あくまでもポータルサイトはリスティングのみ、詳しくはそれぞれのウェブマスターのサイトを訪れるようにします。

amazonのカスタマーズ・レビュをトラックバック可とするだけでも随分と変わるような気もしますが、ゆくゆく読みたいのはCDレビュだけでなく包括的なクラシックの「話題」だったりしますので、やはりブログをジャンル別に自動検索するのが良いかなと。

こういうことを考えていたら「ネットは新聞を殺すのかblog」でも10月18日に「グーグルがブログ専用の検索サービス開発中」というエントリがあり、考えるヒトは考えているのだなと感心。

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