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2007年1月30日火曜日

[読書メモ]「週刊文春」林真理子:《夜ふけのなわとび》


ここ2~3年間で地球温暖化が顕在化、それとともに人間も急速に毀れ始めたという林真理子の友人の指摘。


週刊誌をにぎわすバラバラ殺人事件。自己のプライドと優越感の保持。自分が一番好き、他者とのバランスの欠如。自然界と人間界の同時的秩序の崩壊というのはうがち過ぎ。


宗教色を薄めたスピリッチュアルなものへの傾斜。自己の正当化、自己の高揚。他者に認めらてもらいたい、保証してもらいたいということ。プライドを引き裂かれた自己は、その存在をリセットするしか術がないという悲劇。

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