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2001年7月17日火曜日

外務省のタクシー券 水増請求

外務省の信用を地に落とすかのような(マスコミの書き方)事件がまた起きた。タクシー券を水増し請求して(それも2000万円!)、着服していたという言語道断とも言うべき破廉恥さである。

新聞報道を読んで、怒りに震える人も多いだろう。

しかしなのだよ、狭い会社や官僚などの組織において、常識・当たり前のこと・皆がやっていること、という感覚で罪悪感が麻痺していたんじゃないか、と思うのだ。

あなたの常識は世間の非常識

ということはあらゆる場面で自省しなくてはならない格言だ。突然に悪は生まれない、生むための土壌は存在しているのだ。

外務官僚のモラルの低さに怒りを発する以前に、自分の常識の正しさを自問せざるを得ないのであった・・・・それは、公的保護や既得権益など、今構造改革の槍玉に上がっていることにも普及する事項であるのだ。

唾を吐くのは天に向かって吐くのと同義、いつかは自分にも降りかかってくるのだ。

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