- 指揮:ワレリー・ゲルギエフ
- 演奏:サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団と合唱団
- ソプラノ:ルネ、フレミング
- メゾ・ソプラノ:オリガ・ボロディナ
- テノール:アンドレア・ボチェッリ
- バス:イルデブランド・ダルカンジェロ
- 録音:7/2000 PHILIPS UCCP-1026/7 (国内版)
ゲルギエフといえばエネルギッシュにして濃い演奏を期待するとことで定評がある。この演奏も音響的な迫力は十分であり、ことに繰り返されるディエス・レイ(怒りの日)のテーマの恐ろしさは格別だ。しかし、いわゆる「ゲルギエフ的な濃さ」という点では今一つであるように思える。彼のファンの中には、この演奏を不満を感じる人もいるかもしれない。近々「春の祭典」が発売されるらしいが、こちらも楽しみである。
ボチェッリはビールか何かのCFでの曲でも歌っているらしく、CDショップに行くと彼のコーナーが出来ているほど。人気があるのかな? この中では、唯一声を知っている歌手であるが、ちょっと異質な声に聴こえるのは気のせいだろうか。
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