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2021年3月28日日曜日

雪山の練習に北横岳に行ってみたものの

雪山登山の入門コースとして有名な、北八ヶ岳の北横岳に行ってきました。アイゼンで雪道を歩くことが今回の目的、初アイゼンです。

7時15分新宿発の特急あずさ75号臨時便で出発です。1号や3号に比べて止まる駅も多く遅いので、逆に空いていてガラガラでした。ひとつ遅い7時半発の特急あずさ3号に乗っても大丈夫です。

茅野駅で降りて、アルピコ交通諏訪の八ヶ岳ロープウェイ行10時20分のバスに乗ります。乗車客もそれほど多くはなく余裕で座れます。目的地まで1時間近くあるので座席は確保したいところ。

蓼科の別荘地を無駄にグルグル廻った後、11時半頃ロープウェイ駅着です。



往復券を買って一気に上まで登ります。



登山はここから始まりますが、すでに山頂の坪庭駅が2,237mと標高が高く、北横岳までの標高差はわずか300mほどです。



今年は暖かいのか一面の銀世界には程遠く、山に雪はあまりついていません。



雪もしまっており、山道に危険なところありません。あっという間に北横ヒュッテに着いてしまいます。



ここからは若干急登ながらも、アイゼン効かせて登れば難はありません。登り初めてから1時間そこそこで北横岳南峰(2,473m)に着きます。



やまてんの天気は晴れのA評価。空は高いところに薄い雲がありながらも360度開けた絶景が望めます。八ヶ岳方面から南アルプス、北アルプスまで一望にすることができました。

南峰から北峰(2,480m)まではほんの少し。



山頂は雪がすっかり溶けていて、土が見えていました。風もなく、いつまでもこの景色にいたくなります。

バスや帰りのJRの時間もあるので、食事もせずに下山開始です。




当日は気温も高く、防寒服や手袋もいらないほど。
モンベルの10本爪アイゼンが、ザクザクと雪を噛んでくれて快適な山行でした。



最後は坪庭から雨池山、縞枯山をみて山麓駅に戻ります。

14時45分発のバスに乗って茅野まで戻ります。

JRの発車までは時間が少しあったので軽く駅前の蕎麦屋で反省会です。ジョッキと馬刺し、さいぼし(馬の燻製)に舌鼓を打って山行終了。




本格的な雪山の練習には全くなりませんでしたが、良き山行ではありました。


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