いくつかのツイートをメモとして。
私的なLife Log、ネット上での備忘録、記憶と思考の断片をつなぐ作業として。自分を断捨離したときに最後に残るものは何か。|クラシック音楽|美術・アート|建築|登山|酒| 気になることをランダムに。
ページ
2018年12月25日火曜日
2018/12/24 吉村芳生 超絶技巧を超えて 東京ステーションギャラリー
2018年12月20日木曜日
2018年12月19日水曜日
アンドレアス・シュタイアー プロジェクト10 トッパンホール 2018/12/18
2018年12月17日月曜日
2018/12/16 オオタスセリ☆台本劇場 小劇場「楽園」
「アンコール劇場」14:00/18:00
出演:くじら 渡辺菜生子 金月真美 オオタスセリ
*各人長めのひとりコント。
唯一無二の存在感・くじらは「番場道子のOL日記・待ち合わせ」。
渡辺菜生子はかわいらしい声と風貌からは予想もつかない「善人のススメ」。
金月真美はお気に入りの『マチルダ」を生き生きと。
そして3人コントとオオタのコント。
2018年12月16日日曜日
2018/12/09 CITIZEN "We Celebrate Time" 100周年展 スパイラルガーデン
シチズンの創業100年を記念した展覧会が開催されている。本展では、建築家・田根剛とのコラボレーションによる「光と時」をテーマにしたインスタレーション《LIGHT is TIME》の最新作を披露。時計のすべての部品を支える基盤装置「地板」を約7万2千個使用し、幻想的な空間をつくり出す。(美術手帖より)インスタレーションは建築家の田根剛さん。
圧倒的に幻想的な空間が広がっていました。
解説するだけ野暮です。こういうことを考える人は、はやり天才といえましょうか。
2018年12月7日金曜日
2018/12/7 ラ・フォンテヴェルデ 第27回定期演奏会 浜離宮朝日ホール
- 皆は、愛の神について歌うがいい 第8巻
Altri canti d'Amor - 芳しい唇よ、なんという甘さなのだ 第7巻
Con che soavita,labbra odorate - 恋する者はみな戦士 第8巻
Ogni amante e guerrier - この楡、この木蔭、この泉に 第7巻
A quest'olmo, a quest'ombre, ed a quest'onde - ソナタ11盤「梁箱」サラモーネ・ロッシ(ca.1570-1630)
- タンクレーディとクロリンダの戦い 第8巻
Combattimento di Tancredi e Clorinda - バッロ:ティルシとクローリ 第7巻
Ballo : Tirsi e Clori
2018年11月26日月曜日
2018/11/25 正蔵 正蔵を語る 国立演芸場
落語は殆ど馴染みがありませんから、感想らしきものも書くことが叶いませんし、ましてや正蔵さんの話芸について語ることもできません。ただ、楽しませてもらいました。
それにしても落語家の語りはすごいですね。「そんな両国でのお話です」と正蔵さんが話し始めただけで、風景がガラリとと変わり、物語の世界に入っていきます。流石といったところ。
思い出したら、また追加しておきます。
【追記】 田根剛さんの個展を見て
まだ誰も見たことのない、経験したこともない、想像すらしたことのない、そんな建築をつくりたいと思っています。でもそれは奇抜な未来型の建築とは違う、場所の記憶からはじまる建築、そんな途方もないことを考えています。
私はいつも考古学者のように遠い時間を遡り、場所の記憶を掘り起こすことからはじめます。そこでは今日の世界から忘れ去られ、失われ、消えてしまったものに遭遇し、それらを発見する驚きと喜びがあります。その時、記憶は過去のものではなく、未来を生み出す原動力へと変貌するのです。 場所には必ず記憶があります。建築はその記憶を継承し、未来をつくることができるのです。未来は必ず訪れます。建築はこの時代を動かし、未来のその先の記憶となります。まだ誰も見たことのない未来の記憶をつくること、建築にはそれが可能だと信じています。
2018年11月25日日曜日
2018/11/22 フランコ・ファジョーリ+VBO オペラシティ
私も期待大でこのコンサートにのぞみましたが、いまだ興奮さめやらずといったところ。最初から最後まで圧倒的な内容でありました。
演目最期のcrude furieを歌い終わった後の、歌舞伎かフラメンコか、いやタンゴか!と思わせるような、タダダン!!の足踏みにも思わずブラボー!
3曲のアンコール後の、ほとんど全員かと思えるほどのスタンディング・オーベーションとブラボーの嵐。古楽系では、2014年4月のジャルスキー以来、待ちに待ったスーパースターであり、もはや今回の公演は開催と同時に「伝説」と化したのではないでしょうか。
多少被りますけど、追記です。
ラストのタダダン!!フラメンコか歌舞伎か!!という鳥肌モノをまたも思い出したよ。#ファジョーリ #Fagioli https://t.co/XYpkrujPHn
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) November 26, 2018
これでしたか!ブラボー!#ファジョーリ https://t.co/fDouKPkk6g
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) November 22, 2018
全てはここから始まった。#Fagioli https://t.co/1Qrzs55BVf
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) November 22, 2018
2018/11/22 田根剛 未来の記憶 オペラシティギャラリー
2018年11月19日月曜日
カメラは、写真はどうなっていくのか
別所さんのnote読んで心底驚愕。車の自動運転がクルマをドライブする楽しみを奪ったように、AIカメラは写真を編集する楽しみを人から奪うのか。カメラメーカーがどうなるとか以前に、人間は何をするのか、何を表現して、どこに楽しみを見出すのか問われる。 https://t.co/deOeSWFTIP
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) November 19, 2018
2018年11月7日水曜日
写実絵画について
非常に為になるスレッドでした。写実系絵画につきまとう、いつもの課題と素朴な疑問なんですけど。個人的には写真と絵画は別物と思っています。ハイパーリアリズム絵画であったとしても。
写実絵画は対象を観察することが基本ですが、写真ベースだとどこまで見ても写真でしかないですから、自分で補う必要が出ますから。
2018年11月3日土曜日
2018/11/3 日本画の挑戦者たち 山種美術館
この美術館、あまり大きくないのですぐに観終えてしまうのですが、横山大観、菱田春草、小林古径、速水御舟らの錚々たる作品群。
パンフレットや半券にもなっている、速水御舟の「昆虫二題 葉蔭魔手・粧蛾舞戯」は、何度見ても素晴らしい。
また、「名樹散椿」だけは写真撮影が許可されており、堪能させていただきました。
2018年10月29日月曜日
2018年10月23日火曜日
2018/10/22 フライブルク・バロック・オーケストラ mit キャロリン・サンプソン
FBOは1987年発足の古楽オケで、今年で創立30周年を迎えます。FBOは2012年に日本初演を果たし、トッパンホールは2016年10月(2公演の感想はこちら)以来2度目になります。
今回はソリストとしてキャロリン・サンプソン氏を迎えて、J.S.バッハのカンタータが2曲演奏されました。
2018年10月12日金曜日
2018年10月10日水曜日
大中原由紀 ガラス個展 翠苔の記憶 日本橋Art Moll
パート・ド・ヴェールという技法を用いた作品。
ご本人も在廊されていて、いろいろとお話を伺うことができました。
今回の作品は、苔と組み合わせたものもあり非常にユニーク。
透明な海の中にいるような作品もあり、いつまでも眺めていたいと思わせるものでした。
孫正義の参謀ソフトバンク社長室長 3 0 0 0日 嶋聡
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その女アレックス
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みんなの空想地図とかバンドデシエとかの共通項
読書メモ
都市計画
多摩ニューセンターの違和感
個人の原風景
建築家が排除した雑然性、無秩序、自然発生的生成過程
都市の中のうまくいかない現実と理想の拮抗
理想都市の白々しさ
空想ということ
海外イラストのSFちっくな世界の非現実性、嘘臭さ
日常での非現実性、非日常性
ムカシの未来都市が未来になっても実現しなかった
未来性とか理想の中に浸食する日常とか混沌、異物とか歴史、コンテキスト、ヘリテージ
国立競技場の唐突性と違和感、逆な意味での対比と親和性
どこにスタンスがあるか
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今のピアノでショパンは弾けない 高木裕
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三枝匡のV字回復ビジネス本
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ストーリーテリング
私的なことを語る
相手に対する経緯
嘘ではなく
自分が何物で
なぜここにいるのか
相手に信用してもらう
相手が判断
どれほど語れるストーリーがあるか
経験
人とのつながり
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雑談力、人間性とか良好な人間関係で育ったこと
- 雑談は30秒でいい
- 偏愛マップ
- 中身がないこと
- 結論は出さない、まとめない
- 一質問ニ回答
- ひとつひねる、加える
- 水平に話題展開
- 何のハナシだったっけ?
- 経営者は決断力と雑談力
- 相手をほめる、なんでもいい
- 相手に8、自分は2
2013年3月12日 23:18:18 の変更内容にコンフリクトがあります:
雑談力、人間性とか良好な人間関係で育ったこと
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IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ/冨山和彦
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採用基準 伊賀泰代
求められる人の条件
リーダーシップ
地頭
英語
リーダーシップ
成果と結びつく
成果主義
思考スキル 後から学べる
思考意欲
思考体力
考えること
知識を取り出すこととは違う
問題解決スキル
問題解決リーダーシップ
リーダーシップは全員に必要
管理職
管理能力
リーダーシップ
プレーヤーとしての能力
調整役、コーディネーターではない
成果目標を達成するために組織を率いる人
リーダーの4つのタスク
目標を掲げる
先頭を走る
決める
伝える
バリューを出す、成果、付加価値
ポジションを取る 結論を出す、意志決定者だとしたらどう解決するか
自分の仕事のリーダーは自分
ホワイトボードの前に立つ
できるようになる前にやる
分散型意志決定システム
リーダー、自分で運転
人生をコントロール
キャリア意識
専門にこだわらない
高いリーダーシップキャパシティ
ゼロベースで考える
リーダーシップとしての問題解決、成果
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猪瀬直樹 突破する力
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「権力」を握る人の構造
- 世の中は公平ではない
- 能力が高い、仕事ができるから上に行けるわけではない
- 自分でバイアスを作らない
- 競争はなくならない
- 地位の高い者のほうが長生きするという事実
- 上司を気持ちよくする
- 自分を目立たせる
- 相談することは相手を敬うこと
- 自分から競争を降りない、闘う意志のないものは誰もフォローしない
- 常に権力を持っているものらしくふるまう、まわりをその気にさせる、自分もその気になる
- 相手からどう見られるか
- 少々のマイナスは目をつぶる、結果としてどう移るか
- 目立たない者からは選べない
- 主張の仕方、根まわし、政治
- 「権力」を手に入れることのマイナス面、犠牲となるもの、何をトレードオフするか
- ある程度のプライベートは犠牲になる
- 自分を変えないで権力を
- 権力を握る人が、その道のエキスパートである必要はないこと。(多くのCEOの事例)
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コンサルティングとは何か (PHPビジネス新書) [新書]
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2018年10月9日火曜日
定年本2冊
- 「終わった人」 内館牧子 2015年
- 「孤舟」 渡辺淳一 連載は2008年から2010年
「孤舟」 渡辺淳一
2018年10月4日木曜日
小説「終わった人」 内館牧子
主人公は東大法学部卒、大手銀行に勤め役員一歩手前で子会社の役員に飛ばされる。銀行の熾烈な出世競争に負けたわけだ。それでも年収1200万円が保障され、夫婦で老後資産の心配はない。人生勝組の数パーセントに所属する主人公を一言で表せば、自分中心主義の勝手で鼻持ちならない見栄とエリート意識の塊の男、である。
2018年9月23日日曜日
谷川岳に登ってきました
2018年9月17日月曜日
ヴィキングル・オラフソンの「バッハ・カレイドスコープ」
オラフソンの新譜かな?取り敢えず聴いてみる。 https://t.co/vzp5NfmAia
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) September 17, 2018
2018年9月16日日曜日
2018年9月15日土曜日
マックス・リヒターの動画
マックス・リヒター は、映画音楽やドラマ音楽の作曲者としても人気です。ポスト・クラシカルという分野ですが、時代の雰囲気にあっているのでしょうか。
以下は映画「メッセージ」でも使われたヒット曲のMVです。非常に印象的な動画でしたので貼っておきます。(動画のリンク先は以下の記事から)
2018年9月8日土曜日
建築の日本展 六本木ヒルズ美術館
2018年8月26日日曜日
小瀬村真美 幻想〜像」(イメージ)の表皮
2018年8月19日日曜日
なぜ写真を撮るのか
なぜ写真を撮るのか、ということは、人それぞれで、千差万別の考え方があっていい。自己の内面表現という、ひとまずの回答もありだと思う。自分の中でバランを取るようなものか。
自己の内面を吐露してどうするんだ、表現は受け止める人、相手があってこそ、相手がどう思うかというこの抜きに表現はない。という考え方もよく分かる。両者は相反するものではなく、おそらく離れがたい裏表なのだろう。
誤解されると困りますが、村井さんの写真がというわけではなく、誰かが分かってくれればいい、自分は自分みたいな表現は、さすがにどうかとは思うけど。
ナイーブすぎる世界観とか。難しい問題です。
村井さんの写真は好ましいですよ。
そもそもがツイート自体が精神面でのバランス取りみたいな、自分にとっては。
@MRIPhoto さんのツイートとnote 読んで思ったことです。勝手にリツイートで失礼しましたm(_ _)m
なぜ写真を撮るのか、ということは、人それぞれで、千差万別の考え方があっていい。自己の内面表現という、ひとまずの回答もありだと思う。自分の中でバランを取るようなものか。 https://t.co/rHISY1u0gK
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) August 19, 2018
なぜ,写真を撮るのか|村井信智 @MRIPhoto|note(ノート) https://t.co/6Sbeq9xkkR
とりあえず,僕が写真を撮る理由をなんとなくまとめました
— Nobutomo Murai (@murainobutomo) August 18, 2018
暇な時間に読んでみてください
2018年8月10日金曜日
GINZA SONY PARK
公園なのだから、多様な捉え方があっていい。立体公園のコンセプトは秀逸か、銀座だからここその回答。色々な植物がハンティングされ据えられているが、物珍しさと若干の痛々しさが伴い、サーカスを見ているような、少し暗い気持ちに、癒されるものではないね。
GINZA SONY PARK
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) August 10, 2018
取り敢えず、通りかかったので、みてきた。 pic.twitter.com/D5VYC7o5A7
2018年8月4日土曜日
2018年7月29日日曜日
マグナムのLIFE 代官山ヒルサイドテラス
代官山ヒルサイドテラスにて富士フィルムとマグナムによる共同プロジェクト最終日、HOME。
16名の写真家が富士フィルムからカメラと”HOME”というテーマを与えられての写真展。HOMEという言葉をどのように捉えるのか。
2018年7月16日月曜日
リコーイメージングギャラリーにて
藤倉匠さん在廊。お話を伺えた。現代の消費者価値に対するアンチテーゼとしての写真だとか。
藤倉匠さん曰く。この作風になる前はキッチリしたスナップとか撮影していたらしい。機材も全て売ってここにたどり着いた。
リコー イメージングギャラリーにて pic.twitter.com/gmmyUWz9FP
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) July 15, 2018
2018年7月9日月曜日
写真家の田中伸明さんの写真に対する考え方
写真家の田中信明さんの写真に対する考え方に共感するところが多い。
発言は過激だが、日本の写真界(あるいはカメラ界と言ってもいいかもしれない)に対する、根強い不信感、不満感。そしてカメラ業界に踊らされている、日本のアマチュア写真界を、非常に深く憂いている。
あくまでもカメラは道具でしかなく、高いカメラ、最新のカメラを手に入れれば、あるいは、うまく写っている写真のデータ(露出、絞り、ISOその他モロモロ)を真似れば、よい写真になるという多いなる勘違い。
写真がアートとしてあるいは芸術として認められないことに対する憤り。
写真は他者に対するプレゼントという考え方が、余りにも当たり前すぎて素敵です。
いやはや、とても発言はとても尖っていますが、きっとご本人は、とても優しい方だと思います。
- アルバムと写真集は違うということ
- 作品は人に見せるもの
- 写真を撮って自分でため込む人
- 写真はプレゼント、作品は見る人がどう思うかということを常に意識。
- 自分よがりの写真はNG
- 撮られる人のことも考える
- 写真を撮るということは、撮影者を観察されているということ
- カメラや機材が好きという人
- 写真を撮るという行為そのものが好きなだけの人
- 良い写真とは、取る前にイメージができている、撮りたい、つくりたいイメージが先にある
- ファインダーを覗いて考えるのではない
- 事前にシミュレーション
2018年7月6日金曜日
ブログを書くことについて改めて考える
このHPを始めたのが2001年、ブログに移行したのが2004年、ブログ休止宣言したのが2013年と色々と変遷をしてきた。
約20年近くの間に、ネット、SNS、メディア、IT機器など激変した。かつてよく訪れていた優良なサイトのいくつもが閉鎖されもした。
いろいろなものが変わり、終わり、始まった。
自分的にも、ある時代が終わり、次のフェイズに移り変わりつつある。
老化とともに停滞どころか退化する肉体と精神だが、まわりのスピードはますます速くなり、そこに留まり続けることを拒否される。
変わらない自分、あるいは土台ごと変わり続ける自分を見つめ直す意味から、この私的ブログを再開することとした。
かつてのように、何かを批判したり、批評の真似事をしたり、日々の出来事を綴るつもりは毛頭ない。あくまでも、気になることの記録と、わずかばかりの思索、日々死滅しゆく脳細胞のための備忘録として。
2018年6月17日日曜日
2018年5月25日金曜日
RICHO GR2 を衝動買い
GR3の噂もないではないが、衝動的に買い。
X100Fもいいのですけど、ポケットに入らないくらいにデカイんですよね。カッコはいいんですけど。
あと28mmという画角が欲しかったので、迷いましたがGR2に。
結構エッジの立ったカメラですよ。
やっぱり軽さと速さはピカイチでしょうか。
GR3発売の噂もありますけど、いつになるか分かりませんから。
2018年5月8日火曜日
Reconposed by Max Richter : Vivaldhi:The Four Seasons
ポスト・クラシカルの騎手かつ人気の作曲家であるマックス・リヒターが、ヴィヴァルディの指揮をテーマにリコンポーズしたという作品。
耳慣れた、いや、耳タコのあのフレーズが、ミニマルミュージック的にリピートされて、麻薬のように脳髄を麻痺させていくかのようです。
音楽的な深みという点では、いかがかと思わないでもないですけれど嫌いではないです。
2018年4月26日木曜日
東京カメラ部写真展
渋谷ヒカリエで開催中の、東京カメラ部写真展に行ってきました。
付けられたタイトルが「世界はもっと美しい。」です。
主にインスタグラムなどSNSに投稿することで有名になった方々の写真展と言って良いでしょうか。
従来のカメラ雑誌に投稿されている写真とは、歴然と一線を画しているように思えます。
写真を観た印象を上げてみます。
まず感じるのは、写真に対する圧倒的な熱量です。それと対象に対する真っ直ぐな愛とでもいうのでしょうか。
展覧会のベタなタイトルにあるように、現在と未来に対する肯定感が強い、幸福感や明るさに溢れています。写真の輝度が高も、コントラストも高い感じ。写真とは何かみたいな大冗談の芸術論を振りかざさず、理性よりも感性、雰囲気を大切にする。対象が撮影者の眼にどう見えたか、それを再現するには写真の大胆な加工も厭わない、などなど。
従来の写真ファンは、若干しかめ面するのではないでしょうか。
展覧会場に行くと気づくのですけど、カメラマンの皆さんが、お互いに結構顔見知りみたいで、なんだか同窓会のようで楽しそうです。しかも、皆さん、若い。女性率も高いように思えます。
そんな印象ですけれど、だからといって写真の質が低いわけではありません。東京カメラ部に推挙される写真に、ある傾向があるとしても、それなりの水準は維持されていると思います。
なんて、上から目線的に偉そうなこと書いてすみません。彼らの写真に対するアプローチには羨望さえ感じます。
おそらく、それは、過去に置き去りにしてきた、対象に対する素直な熱量に対する呵責なのでしょう。
こういう雰囲気は今の日本にあって、とても大切なことだと、しみじみと思いましたね。
自分のような年寄りには、だからでしょうか、少しばかり眩しすぎる世界でした。
帰り際に、渋谷駅方面をスマホで撮ってみました。
2018年4月22日日曜日
2018/04/22 ティッターリントン オルガン・リサイタル@奏楽堂
東京藝術大学の奏楽堂で開催された、ティッターリントンのオルガン・リサイタルを聴いてきました。
ティッターリントンさんは英国王立音楽院オルガン科の主任教授です。古典から近現代、コンテンポラリーまで幅広いレパートリーをお持ちのようで、今回のプログラムもルネサンス音楽から近現代までの作曲家が選ばれていました。
- D.ブクステフーデ(ca.1637-1707)《トッカータ》二調 BuxWV 155
- J.S.バッハ(1685-1750)《おお、神の子羊、罪なくして》BWV 656
- J.ネアズ(1715-1783)《イントロダクションとフーガ》イ短調/イ長調
- S.ウェズリー(1766-1837)《ヴォランタリー》ニ長調 KO 623
- J.C.H.リンク(1770-1846)《コレッリの主題による6つの変奏曲》作品56
- E.エルガー(1857-1934)《オルガン・ソナタ第1番》ト長調 作品28より〈第1楽章〉
- W.バード(1543-1623)《私のネヴェル夫人の曲集》より〈ファンシー〉
- H.ハウエルズ(1892-1983)《タリス師の遺言》
- J.ブラームス(1833-1897)《前奏曲とフーガ》イ短調 WoO 9
- P.エベン(1929-2007)《ヨブ》より〈来ませ、造り主なる精霊の神よ〉
《聖日曜日の音楽》より〈モート・オスティナート〉
2018年4月13日金曜日
2018/04/13 ラ・フォンテヴェルデ 第26回定期演奏会 浜離宮ホール
この演奏会、歌詞の字幕が後ろに大きく出ますので、非常に演奏会です。
また、バロック・ダンサーの市瀬陽子さんが、一部の曲に舞踏をつけることで、演奏に広がりが出て、非常に楽しむことができました。
『円熟期III:薄情な女たちのバッロ』
鈴木美登里、染谷熱子、森川郁子(ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介、中嶋克彦(テノール)、小笠原美敬(バス)
若松夏美、荒木優子(ヴァイオリン)、成田寛、佐藤駿太(ヴィオラ)、山本徹(チェロ)、西澤誠治(ヴィオローネ)
- 薄情な女たちのバッロ 第8巻 Ballo delle ingrate
- 僕を憎んでいたのなら、なぜ 第9巻 Perchè, se m'odiavi
- そう、君が好きだ 第9巻 Sì, sì, ch'io v'amo
- 着飾った美女の一団のなかに 第6巻 Una donna fra l'altre onesta e bella
- お前の胸の内で Quando dentro al tuo seno 第9巻
- 愛したくない Non voglio amare 第9巻
- 「安らかに」とティルシはため息をつきながら 第3巻 «Rimanti in pace» a la dolente e bella
- 今や空も大地も風も黙り 第8 Or che 'l ciel e la terra e 'l vento tace
2018年3月3日土曜日
借りたX100Fの写り、東京ミッドタウン
六本木ミッドタウンの富士フィルムでX100Fを借りたので、早速に少しばかり撮ってみました。
絞ると、なかなか結構シャープに写ります。
こちらは優しく柔らかな写りですが、少しばかり手ブレのせいです。
この機種に手ブレ防止機能は付いていませんから。
なかやか艶やかな深い色合いです、結構好きですね、こういうテイストは。
フィルムシミュレーションは何に設定したのでしたか、メモしていないので覚えていませんが、SONYとは違った写り味です。
最後はFujifilmを写して。
2018年3月1日木曜日
Fujifilm X100Fを借りてみた
六本木ミッドタウンにあるFujifilmスクエアで、フジのカメラをレンタルできると知り、X100Fを数日借りてみました。
佇まいが、何とも言えません。
熱烈なファンがいるのも頷けます。
見ていると欲しくなっていまいますね。
所詮カメラは道具とアタマでは思っても、感性に訴えてくるところがあるのでダメです。なんなんでしょうね、これは。
2018年2月21日水曜日
リュカ・ドゥバルグ 演奏会
プログラムの半分がショパンで、私はほとんどショパンは聴かないものですから期待半分、正直あまりプログラム的には乗り気になれないが半分というところでした。
しかしながら、予想に全く反し冒頭のポロネーズ6番変イ長調≪英雄≫の、あまりにも通俗的な、そしてあまりに有名なフレーズからして打ちのめされたコンサートトなりました。
音の流れ、厚み、ペダルワークによる色彩感、アゴーギグとリズムによるグルーブ感など
(実はとても)聴きなれていた曲も新鮮に響いた数時間でありました。
前半ショパン、後半バッハ、ベートーベン32番とプログラムとは曲構成を入れ替えた本番でこの変更は当然の結果でしょうか。
バッハ トッカータハ短調からベートーベンの32番は拍手を求めずに、シームレスに演奏を続けます。このベートーベンの晩年にしてピアノソナタの頂点とも言える曲も圧巻でした。
ハ短調の1楽章とハ長調の2楽章の対比も見事で、至福にして永遠とも思えるベートーベンを奏でていました。この曲も結構、ある時期に聴きこんでいたようで、それでも、改めて深く良い曲であったのかと認識を新たにしました。
アンコールなしでの演奏も当然で、むしろこれに何かを加えるなら、コンサートの緊張感を低めることにしかならなかったでしょう。
バッハなど古典ものには多少うるさい家内は
「バッハをああ弾いちゃあね〜」「ベートーベンのスタッカートのリズムにジャズ的なところがあった」との感想もありましたが自分にはその部位を特定できず。
それでも、バッハはともかく、聴き終わってみると、新鮮で、やはり現代的若さや湿度感が漂う極上の音空間で最初のコンサートへの不安はどこにやらで、全く楽しませていただきました。